2009.10.28-29

28日

2限 現代物理実験学
Bethe-Blochの式の導出とかやってた。「固体の場の量子論」読んでたから詳しくは知らないが。所々厳密ではないらしいが、できる人が瑕疵(一度使ってみたかった)を指摘してたのは流石だと思った。

午後の物理学実験は休み。図書館で「固体の場の量子論」読んだ。Frenkel励起子が出てきたところまで。まだまだ途中だが、ちょっと興味が持てなくなったので一度集中的に読むのをやめてゼミの進行に平行的に少しずつ読み進めることにする。貯金分で、年内には読み終わるだろうか。で、代わりに「相転移・臨界現象の統計物理学」読み始める。これ読んだらいよいよファインマン統計力学に入る予定。あとは演習のレポ一枚書いて終了。

29日

2限 電磁気学
導波管の話とか、それを丸めると同軸ケーブルになるとか。あとは電磁波の反射。教官が毎回同じ服のような気がしてきた。

午後の実験は休み。一次元量子系のゼミに初めて出席。しかし周りを見ると、同学年の切れ者だらけで、予想の遥か上を行く超豪華な面子。文字通り、来る場所を間違えた感じが猛烈に漂う。しかし、ゼミはそれをも上回る厳しさ。とりあえず初回から用意された大量の論文と、イントロダクションすら容易に進まない(というか難しすぎて、逆に最後の方は進みは早かったが)件の教科書。授業のゼミなど今のモチベーションと現状の形のままでは、児戯に等しいということがよくわかった。4時間ほどやって20ページぐら進んだあたりで途中退出して渋谷へ。旅行一緒に行く人にお金払って、いろいろ行き先とか雑談。結局地図でいう、右側の方を回る感じだろうか。あと、その人は「BAYONETTA」買ったらしい。ああいうゲームは絵はきれいだと思うが、自分でやると3次元マップが解読できずに物理的に詰んで、やる気を失うのが目に見えてるのでパス。
帰ってくると電話が。猛烈に凹む、というかうんざり。こういう瞬間だけは、早く年が明けて解放されることを強く願ってしまう。自分で選んだことだというに。