2009.09.15-18

はい。

3日ほど完全放置して、何をやってたのかといえば、別に一夜漬け×3みたいなことと、あとは自分の阿呆さ加減が嫌になってワムウ様よろしく脱力してたら午前中終わってたとかそんなんばっかりですが。とりあえず、一日は学部の計算機室(月曜から金曜まではずっと空いている)で徹夜して勉強しようとしたが、蛍光灯が無駄に明るすぎて、9時ぐらいで目が痛くなってきたのでリタイヤ、という超へたれな感じ。一日は前日の反動と反省から木偶のようになってたりしただけ、一日はただ普通に過ぎて行ったがやるべきことは消化しきれず、とかそんな感じ。

で、今日は懸念の幾何学XCの試験でしたよ、と。まあ結論から書けば、死ぬほどできなかった。冗談抜きに、今まで大学入ってから、いやむしろ今までの人生で受けてきた試験の中でトップクラスでできなかった。高校の時受けた東大模試の数学で150点満点中17点取ったときよりも手応えなかったもん。まあ意味なし言い訳を並べると、授業を完全無視して勝手に選んだ教科書読んでたわけだが、そこに載ってない、あるいは載ってるとこまで読み切ってないところから8割方試験が出て完全に負けました、的な。普通ならここで自分で自分をエンドレス処刑みたいな感じだろうが、面の皮の厚いことに定評のある僕は、試験終わった!これからは自分の好きなことが勉強できる!とか言ってネットを徘徊しとるわけです。喉もと過ぎれば何とやら。

まあこれで晴れて、完全な夏休みに突入なわけですが、残りは「多様体の基礎」の残滓(微分形式の残り)と、ハーケン(後期のゼミのお題)を読む感じでしょうか。当初の予定よりかなりお粗末だが。
あと、試験勉強一単元すると大体勉強したいことが2,3倍あらわれてくるという法則があるが、幾何学やったら、解析力学と一般相対論の勉強したくなった。特に解析力学多様体の言葉使うと相当華麗に書けるのでは。山本義隆の本とかシュッツのとか読みたいが春休みまでは無理だろうなあ。当面は統計と場の量子論固体物理とかで手いっぱい。ついでに言えば、今まで数学の勉強面倒がってしてこなかったつけを痛切に感じ始めたので数学の本も読みたい。といってもテンソルとか群論とかの。あとちゃんとやってない集合と位相とか。

なんか将棋のほうもいろいろあったようで、王座戦第2局は羽生勝ち。正直挑戦者もかなり勝機があったと思うが、結局うまくごまかして(というと言葉が悪いが)貫禄を見せた格好。
A級順位戦は井上、木村勝ち。昇級組は大健闘、と言っては失礼か。しかし約一名を除いて今期は大混戦。佐藤、丸山も不調だが、安定度というか地力が違うので、どうせ気がつけば5勝とかでしょう。で、件の藤井先生は(駄洒落ではない)飛ぶ鳥落とす勢いの豊島五段に順当に負けて王将リーグ入りならず。まあ豊島五段が入った方が正直期待できるのでこれはあきらめもつくが。

とまあごちゃごちゃ書き散らした後に書くことなのか、という気もするが、今日は理学系の院試の合格発表日でした。晴れて合格した方はおめでとうございます。しかし学部入試のあれとはさすがに規模が違ったが、それでも建物内の独特の張った空気とかは部外者といえどきつかった。いよいよこれで一年切ったわけだが今の段階で合格者発表の掲示板見てて胃が痛くなる人が来年まともに試験とか受けられんのかね。まあ正直自信とかてんで無いのだがきつくてもあがき続けるしかない。おれたちの戦いは今始まったばかりだ!