ゴキゲン中飛車への各対策への対策

昨日の続き。
後手引いたとき、▲7六歩△3四歩▲2六歩には△5四歩のつもりなわけだが、居飛車側に選択権がいろいろあって、どれもそれなりに嫌ではある。具体的には
(1)丸山ワクチン
(2)▲5八金右
(3)▲7八金
(4)▲4八銀

(1)は実戦例も多く、しょっちゅうやられる。ただ、こちらもやることは決まっているし、ある程度路線ができているので。銀ぶつけと桂ポンのタイミングが鍵。▲8五歩は最近見ないが△7三桂から奪還を見せて後手やれる、という認識でよいだろうか?
(2)超急戦は嫌いでやらないので、これが結構嫌。何も考えずに一目散に穴熊に組みに来られると意外と面倒。△5五歩を保留するのがよいだろうか?
(3)今はやりの。馬を作らせる、例の定跡で指すことになると思われる。ただ、こないだテレビで森内圧勝するところを見てしまったからなあ。まあこちらはやることが決まってるのは救い。
(4)これもかなり嫌だ。特に▲3七銀からのほうが自信ない。振り飛車が勝ってるのを見た記憶がない。やられたらかなり対応に困る気がする。仕方ないので、竜王戦深浦ー久保の途中までと同様に進めるか?

やはり後手番だけあってどれも自信がない。久保の棋譜でも多めに並べて気休めにするか。