日記

7日
 昨日の化学熱力学の試験もう一度見直して点の勘定したらどうも足りなさそうで絶望する。
という訳で朝から喫茶店にこもって勉強。10時から18時40分ぐらいまでやった。量子化学の教科書大体読んで相対性理論入門講義5章読む。テンソルがまるでわからぬ。春休みになんとかせねば。帰ってからは量子化学の過去問見る。まだ半分程度しかわからない。

8日
 朝から図書館行って勉強。量子化学は振動と回転の励起から回転定数求めるところが分かって一安心。あとは相対論と量子力学のノート眺める。やや気が抜けたせいかあまりはかどらず。
帰ってからは量子力学のレポート書いて量子化学の過去問眺めて寝た。
棋王戦3局は佐藤勝ち。この将棋はかなり異様で面白かったので後日触れます。

9日
 怒涛の試験3連荘。
 午前中は電磁気学(相対論)の試験。件の事故のせいでこの科目に割かれるべき時間はほぼすべて量子化学に行ってしまったのでびくびくしながら受ける。どうも他の人がとっとと退出するところを見るにかなり簡単だったようだが確信を持って問いに答えが出せないせいで無駄に時間を食う。半分以上はできたと思うが確証はまるでない。レポートとの合わせ技で単位は来たはず。
 午後は解析力学量子力学の試験。同じ教官の別の科目の過去問をみるにかなり簡単と予想していたがそれをさらに上回るぬるさだった。しかし手を動かして問題解いた経験が足りないせいで、規格化の計算とかをあほみたいに間違ってやり直しに時間食う。流石に単位の心配はないはず。
 その後最大の勝負科目といっても過言ではない量子化学の試験。かなり気合を入れて臨むが何と問題文が英語!まさかの事態で終わったかと思うがよく見ると問題があほみたいなものばかり。7問中6問は手の運動。最後の1問はどうも授業出てないと無理そうな感じだったので知ってることだけ書いて提出。思わぬ僥倖により、単位は来たのではないだろうか。何とかなったようで一安心。この3日間悪夢とか見て結構きつかったのでよかった。

 試験後毎回感じることではあるがどうも大学レベルの計算において非常に処理能力が低いと感じる。2年間問題演習をさぼってきたせいなのは明らかだが今さらという気もする。ひたすら本とか読んで計算追ってればそのうち速くなるだろうか。
 春休みは電磁気学(理論電磁気学)最優先で。以下量子力学(猪木、河合)、統計力学(田崎)、物理数学(アルフケン)と続く。あと今回の数少ない収穫は割と自然な生活の中で10時間ぐらい勉強できることが分かった点だった。1時半就寝、7時半から8時の間に起床とかで全然できるのでこれを春休みの間はマストにしたい。