将棋

 羽生ー深浦の王将戦第4局が始まりました。棋譜毎日jpで見れます。
 戦型は後手深浦の一手損角変わり。将棋始めて以来振り飛車党なので相居飛車はまるでわからないのですがこれも勉強ということで、いくつか考えたことなど。後で将棋世界とか見たら全く見当はずれな気しかしませんが・・・

 後手が端を受けなかったため先手は端を突き越し流行りの早繰り銀にはなりませんでした。おそらく早繰り銀は研究されていると見たのでしょう。そういう訳で少し前に流行った右玉対穴熊になるのかと思っていたら▲6八玉。
 
以下進んで△3五歩があまり見たことのない手。

 ここでは解説のように、先手の端突き越しを甘くするべく右四間から先攻する展開を選ぶのかと思っていました。こう突けば先手は当然▲4五銀。しかしここで△6三銀がまた意表の一手。
銀をぶつけられてバックするのは悔しいようにも見えるのですが、どうやら一貫して先手に攻めさせて反撃を狙うつもりのようです。
 先手は▲5六角と投入してひとまず銀交換に成功。△4二金右としたところで一日目終了となりました。

 素人目には銀を手持ちにした分先手が指しやすそうに見えてしまうのですが、後手はこの後どのような方針で来るのでしょうか。▲5六角を負担にするのも結構大変な気がします。ただ▲6八金右△2二玉と進んだとして、そのあと先手が具体的にどう動いていくのかもよくわかりません。桂を手にするような順が理想のはずですが… 明日の進行を楽しみに待ちたいと思います。