ジョジョリオン 15

題材はチープ(悪い意味ではない)だが、面白かった気がする(理由は不明)。 どうでも良いが、カバー写真で遂に老化の兆しが見られ始めた気がするのは気のせいか。 ジョジョリオン 15 (ジャンプコミックス) 作者: 荒木飛呂彦 出版社/メーカー: 集英社 発売…

2017.07.17

原理的には3連休であったが、数日前まで風邪だったのと、前後して何かと精神を削られる出来事があったりで、いまいち有意義に使えずだらだらしていた(言い訳)。 今日は猛暑の中外出して、先日のベイズ統計の復習に精を出し、妄想を逞しくするなど。漸くや…

ポーの一族 春の夢

40年ぶりに新作が描かれる、という信じ難い事実にとどまらず、今まで全く描かれてこなかった複数の情報を含む衝撃的な展開(第二次世界大戦中という、これまでの物語における歴史の中の「内挿」のエピソードとして書かれたものとは思えない)と、兎に角驚き…

2017.07.08

今週は忙しくないにも関わらず、色々気詰まりなこととかがあって、漸く昨日で一旦一段落することがわかっていたので、この日は息抜きの日、と決めていた。 池袋で古本市冷やかすなどしつつ、だらだらして午後から目白は志むらへ。 40分待ちではあったが、今…

2017.07.02

佐々木五段は見事な将棋で結果を出し、男を上げましたね。局後のコメントも大変良かった。 個人的には比較的個別の棋士に対する思い入れは薄い方だと思うのだが、今日の対局に関しては例外的に、両者とも個人的な推しのかなり上位に来る感じなので、中継最後…

マンガ熱

期せずして似たような本が続くが、こちらも大変面白かった。こちらも正直文句を言えばバチさえ当たりそうな面子であるが、特に面白かったのは、藤田和日郎(おそらく本書のハイライト)、荒川弘、大友克洋か(連載時に立ち読みしつつ、途中でキャッチアップ…

Keyboard magazine 2017年7月号

特集記事の「ゲーム・ミュージックのメロディ職人たち」の面々を見てノータイムで購入。植松伸夫、光田康典、下村陽子、伊藤賢治というスーファミ時代のSQUARE四天王(個人的に勝手に呼んでいるだけだが)に古代祐三、HAL研(はじめて見た気がする)、近藤嶺…

バッタを倒しにアフリカへ

サバクトビバッタ研究者である著者の、アフリカはモーリタニアでの奮闘記。 虫の写真こそたくさん出てくるが、研究の詳細的な話はあまりなく(一方でサバクトビバッタの相変異の話はかなり興味を惹かれる)、研究をすすめる上で非常にタフな環境で、どのよう…

このあいだに なにがあった?

二つの写真(ある出来事の起こる前後の写真)を見比べて、その間に何があったかを推定する、というコンセプトの絵本。 コンセプトだけ見ると「心の理論」臭が半端なく、どきどきしながら読み進めたが、それほどではなかった。風呂場の所はわずかに面白かった…

応天の門 7

もはやあまり謎解き的要素はなしか(ゼロではないのだが)。 応天の門 7 (BUNCH COMICS) 作者: 灰原薬 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/06/09 メディア: コミック この商品を含むブログを見る

アンタッチャブル

3週間ほど前に午前10時の映画祭で。近場で券が取れず立川まで行くが、音響の良い映画館で見て大正解であった。実に良い。 戦前のアメリカはシカゴ、禁酒法時代に密造酒で大儲けするためなら非道な手段も顧みぬアル・カポネに対して挑む刑事たち、とストーリ…

-2017.06.11

ここ数週間体調的にも精神的にも落ち込む側に揺動が激しく、割と駄目な感じであったが、漸く駄目もとというか、持たざる者の論理、という方に一種の諦めが働きつつある。 ブログ、と言う意味で言えば書くこと自体に強い動機があるというわけでなく、一つの記…

雪之丞変化

午前10時の映画祭でやっているのを観に日本橋へ。宣伝での画面の美しさに惹かれて、あらすじ程度の予習しかせずほぼ予備知識ゼロのまま行くが、予想よりも大分楽しんで見ることが出来た。 雪之丞と闇太郎との一人二役の長谷川一夫(さすがに加齢の影響は隠せ…

銀河英雄伝説 6

ティアマト会戦からアスターテ会戦へ。前巻までとうって変わって大変面白かった。 今回わかったが、おそらくこれまで戦闘の場面自体が興味を惹かなかったのではなく陳腐に見えてしまう戦術の話が興を削ぐ所が問題で、今回は同盟軍の愚かな行動が(戦術論的な…

アグリコラ(精妙な計測装置としての)

先日ボードゲームの「アグリコラ」をやる機会があった(ファミリーバージョン)。数年前に一度プレイしただけで、その時は時間もなく途中でお開きだったので、1ゲーム通してやったのはこれが初めて。 アグリコラ:ファミリーバージョン 日本語版 出版社/メー…

ニュー・シネマ・パラダイス

先週目黒シネマで。予想とは裏腹に、自分でもびっくりするほど淡々と見てしまった。おそらく、この話の作者と「良い話」感度の方向性があまりにも異なるのが原因。 大きい所で言えば、子供時代のトトがあまり好みでない(小利に敏いというか、小賢しい系なの…

ぼくがとぶ

噂はかねてから、的な本であるが、東京堂書店でのフェアで実物(新しい方だが)を初めて見て読む。絵は言わずもがな、話としても(特に飛ぶまで)実に良い。小さい頃に読むべきであった。 ぼくがとぶ 作者: 佐々木マキ 出版社/メーカー: 絵本館 発売日: 2013…

木のぼり男爵

GW中に実行しようと試みたものの中で、唯一完遂できたのが(かねてからの積読であった)この本の読了であったのだが、紛うことなき大傑作であった。これを読めただけで(遊び部分については)お釣りが来るぐらい。 割と昔から、一見突拍子もない内容でありな…

石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?

石油の内容が中心だが(ガスとかはそれ程なし)、説明が実に上手く(途中途中の実体験に基づいた雑談が、雑談にも関わらず、全体の話の中でかなり適切な位置を占めていることに感服させられる)、素人でも楽しく読める。 石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか? …

揺れる大地

先々週早稲田松竹で。素晴らしい映像の下、ただただ厳しい貧しさの中での選択肢のなさ(一見愚かに見える選択も、検討の余地すら生まれていない可能性もあることを考えてしまう)に、いたたまれぬ気持ちになる内容であった。翌日が月曜日の夜に見るのはやや…

アメリ

「午前10時の映画祭」が今年度早々にこれ、という訳で先々週日本橋に見に行く。 中学生の頃に見た時は映像的な印象が強くって、大筋のところとかはほとんど記憶になかったのだが、今回見てあまりにも「こちら側」の内容であることに愕然とした(サブカル的、…

ZABADAK 30周年記念演奏会@東京キネマ倶楽部

正直聞くのが恐ろしくも有りつつ(行ったのは1日目だけで、2日目はどういった形だったのか知らなかったので)、意を決して、だったのだが、圧巻の一言。素晴らしかったです。注がれてきた時(そしてその中での人)の厚みを感じずにはいられない。

地方消滅

賛否両論あるようだが(数字の取扱については素人には俄には賛否双方の妥当性がわからない部分もあったが)、(直結しない分野の)今後の見通しなど、何を考えるにあたっても、人口急減で今までのように機能しなくなる地域が存在する(その一方で一極集中は…

妖怪ハンター

過去に読んでいる部分もありつつも、「地の巻」、「天の巻」、「水の巻」(最も古い「地の巻」から時系列順になっている)に通して読むのは初めて。 しかし、出来栄えとしては、やはり最初の「地の巻」が一線を画している。なかでも「生命の木」(この前遠藤…

囲碁AI新時代

囲碁はルールも分かっていない程度、ということもあったのだが、千田五段のプッシュも見て、読む。1章、2章の具体的な部分は予想通り理解は難しかったが、著者の文章自体はかなりわかりやすく(今の囲碁AIが得意とする「大局観」的な部分と「局所の読み」…

ゲームの教科書

生々しいスケジュールが載っている所をはじめ、開発者になりたいと思っているキッズには一定程度興味を引く部分もありそうな気もするが、全体としては中身は薄い。 ゲームの教科書(ちくまプリマー新書) 作者: 馬場保仁,山本貴光 出版社/メーカー: 筑摩書房…

図解 次世代火力発電

汽力発電とかCCSの素養がないので不安にかられて読むなど。比較的情報は新しく(次世代火力ロードマップを受けてなのでそれはそうだが)、まとまっているので参考にはなる。 図解 次世代火力発電-環境性・経済性を両立する実用化への道- 作者: 高橋毅 出版社…

統計力学Ⅱ

まさかの、といった感じであるが、「Ⅰ」を読んだ後もちまちまと読んでいたのが、先週ようやっと最後まで再び行ったのであった(体調不良とか、年明けから時間確保がまるで出来ない期間が続いたりでぼろぼろだったり、とかもあったのだが)。 下巻も相も変わ…

すばらしい新世界

最近新版が出ており、読んだことがなかったので手に取る。今となっては、これが平常営業だからなぁ、的なところは割とあり。ただ、Counterpartとして「シェイクスピア」とか言われると、思い入れ(それどころかろくにあらすじを知らないというのもあるが)が…

家族の肖像

少し前に見た。 ヴィスコンティブームの火付け、とは聞いていたが、まあ確かに目眩する絢爛な感じとか、ウルトラ斜陽感とか、訴えうるものはあるけれど、圧倒的、と言う感じではないと言う印象。