2017.01.31

詰まらぬことは色々あったが、John Wettonの訃報で全て消し飛ぶ、というかあまりにショックが大きすぎる。Progressive Rockに惹かれるきっかけとなったのが、Bruford、Cross、Fripp、Wettonの時代のKing Crimsonでした。("The Great Deciever"を偶々何も知…

Flowers 3月号

ポーの一族の続きを読む。予想だにせぬ新展開(と奇妙さ。アランはどことなく、やや軟着陸の方向を見せつつの気がするが、やはりエドガーの魔法が解けた感は如何とも)に、年表的に本当に1940年代なのか?とか訝しむが、本編後に年表が出てきて、スタートか…

2017.01.30

寝坊。「機動刑事ジバン」のOPを見て懐かしさに打ち震えるなど。超合金のジバンも車も小さい頃持っていてお気に入りだったのであった。 昼はエチオピアで。カレーを食すと戻ってきた感がある。 午後は田崎統計力学を読む。低温展開の復習。空でやろうとして…

回避性愛着障害

少し前にふと思う所あって読んだが、占い師か、と言う程ずばりずばりと言い当てられるようで(巻末のテストも合わせて)、大変いたたまれない気持ちになった。 本としては、事例で出て来る人がやたら芸術や哲学・文学系なこと(個人的にはホッファーの例が印…

狂気の山脈にて 2

旅先で読む。静的な性質の画が、物語の粘度の高い恐ろしさに実に合って、良い。 狂気の山脈にて 2 ラヴクラフト傑作集【電子特典付き】<ラヴクラフト傑作集> (ビームコミックス) 作者: 田辺剛 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン 発売日: 2017/01…

-2017.01.28

先程帰国しました。大寒波吹き荒れ−15℃とか言ってる中向かうことになりえらい目にあったが、天気自体には何とか恵まれたのと、その他も幸運に依る所大きく、大過なく帰還できて良かった(個人レベルでは色々出血多量でもあったが)。ただ詳細は略。 写真を一…

キットカット

偶然対象がタイムリーだが。 ご当地キットカットが東京駅の「諸国ご当地プラザ」で買えることを知るなど。

2017.01.12

という訳でやや意表を突かれる形で、このブログがリアル知人の目に止まることとなった(とはいっても、おおっぴらに公開している性質のものである以上、可能性としては常にある訳なので驚くようなことでもない、というのは正論としてあるのだけれど。実際TA…

2017.01.08

年初から「毎日日記をつける」を目標に、漸く8日続いて軌道に乗りそうなので、こちらでも「日記」タグを折に触れて復活させようかと思う。 何かやっぱり、どうということのない日々ということもあって、油断しているとすぐに色々忘れ去ってしまう、というの…

Tegmark

「数学的な宇宙」のMax Tegmarkが、かねてから気になっていた論文の著者であったことを今日認識した。論文はこれ。 [1608.08225] Why does deep and cheap learning work so well?

最後の秘境 東京藝大

年末に実家で読む。キャッチーな宣伝文句から当初本屋で見た時は軽視していたが、某所での「みすず」への推薦文を見て読むことに。 内容としては、妻が芸大生だが自身は芸術に関しての専門家ではない筆者が、芸大の学生へ行ったインタビューをメインにして、…

茄子 1

作者の巻末のコメント曰く、茄子より「ナスの漫画書いて我々をメジャーにしろ、タマネギよりもメジャーにしろ」とのお達しを受けて書かれた本作。 茄子はさておき、出て来る人たちの、ひねた感じと青臭さの同居する感じ(若者だけでなく、中年のおじさんも)…

はてなブログへの移行

という訳で新年なので(?)、良い機会とばかりにはてなブログへ移行しました。 1年ぐらい前にはてなブログは雰囲気が云々、とか言っていた舌の根も乾かぬうちに、というのはあるが、巡回(ブログ)群も軒並み移行しており、それらが移行していないのには強…

若者のすべて

昨日ようやっと納まったので見てきた。瞬間的な絵の抜群の美しさと、アラン・ドロンのこの世のものとも思えぬ美貌(方向性としては「山猫」の方が好みだが、絶対値としてはこちらのほうが極まっている。空前絶後。)といった視覚的な点、そして南部からの移…

諸星大二郎の世界

「研究序説」と銘打たれた文の集積は率直に言えば面白くないものだが、書棚公開、ともなれば読まぬわけには行かず、という所。膨大なレパートリーでありながら、かつ整然。後は山岸凉子との対談で二人揃ってキング・クリムゾンが好き、という発言が見られた…

シェール革命と日本のエネルギー

米国でのシェール革命から昨年ぐらいまでの国内の動きまでを題材に、天然ガスをめぐる業界の動向について非常に明快な解説を与えた本。視点についても広く、バランスが取れており新書のボリュームながら満足度は高い。改訂版 シェール革命と日本のエネルギー…

ローグ・ワン

軽い気持ちで見に行ったが、戦闘部分中心に予想よりも大分気合の入った中身で非常に楽しめた。正直エピソード7より面白かったので、これを受けてエピソード8にもアクセルがかかることを期待。 序盤は正直主人公の過去とか旅立ちの経緯に時間を割く割には深み…

ジョジョリオン 14

なんだか何と言ってよいのか良く分からん(またダラダラモードなのだろうか?)。ところで荒木先生によるダモさんの元ネタへの言及と表紙の気合の入りよう(さらにカバーを取った後)と、(広義の)表紙のクオリティは屈指ではないだろうか。ジョジョリオン …

Play your days

今年は昨年の異常な縮退ぶりとは打って変わって、それほどライブに出かけてはいなかったのだが、これはどうしても行きたくて、という訳で吉祥寺はROCK JOINT GBまで行く。 途中間違って中央線の特別快速に乗って見事に乗り過ごしたりしたが、何とか時間前に…

その後の不自由

これは非常に得難い本。 ひどく傷つけられ損なわれた自己を、どのような形で形作っていくのか。単純な「ある時点からすぐに普通の状態に元通り」といった「回復」像ではなく(本書の表現を借りるならば、回復とは回復し続けること)、自らの身体の発する応答…

乙嫁語り 9

前巻からそうだが、近所の爺婆のような気持ちで、良かった、本当に良かった…などと思いながら見ている。 (ビームコミックス(ハルタ))" title="乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス(ハルタ))">乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス(ハルタ))作者: 森薫出版社/メ…

統計力学1

この期に及んでまさかの。と言った感じではあるが、9月頃から思うところがあってちまちまと読んでいた。当初は1月ぐらいでさくっとのつもりが、劣悪フェーズに入ったり体を崩したり、遊び呆けているうちにあれよあれよと年末になってしまったのだが、2週ほど…

それから

何だか先日急に読まねばならぬような気がして、慌てて読む。思ったより遥かに鍛えの入った主人公の高等遊民っぷり(これが予想よりも話の中心に近いことにやや驚く。登場人物に対する「普段は何をするでもなくフラフラしている」といった紹介程度の話かと思…

ダリ展

昨日夕方に行く。夕方なら空いているだろうと踏んだが、全くそんなことはなく50分待ち。 今回の展覧会で驚くほど様々なジャンルの作品を見て、非常に多芸という新しい印象を受けた(映画もそうだし、「不思議の国のアリス」や「ドン・キホーテ」の挿絵を描い…

相模原事件とヘイトクライム

内容は必ずしも濃密、というわけではないが改めて打ちのめされる。相模原事件とヘイトクライム (岩波ブックレット)作者: 保坂展人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/11/03メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る

殿堂入り(ポケモン ムーン)

毎晩寝る前にちまちまやって、昨日の夜に初回の殿堂入り(最終的に25h程度、レベルにして55程度で着いた)。記念に面子を書いておくと、 ・アシレーヌ(エース。可愛くて強いとかずるい) ・ジバコイル(影のエース。お気軽な気持ちで捕まえたがこんなに頼も…

数学まなびはじめ 2集

某所の紹介を見て興味を持って手に取ったが、これは素晴らし過ぎる。正直外れがない。 どうして(肝心の数学の中身がろくに分からないにもかかわらず)数学の人の文章はこれほど心打つのか(類似のコンセプトのものとして、「数理科学」の連載時に「物理の道…

長い道

これはもう、平伏す他ない。余人の追随を許さない。重要と思う点をごく粗々にいえば、映画の「この世界の片隅に」では描かれきらなかったものがここにはあると思う。 より静かに(そしてより抗い難く否応無しに承諾させられた結果)押しつぶされたものと、そ…

ユリイカ 2016年11月号

「ナルカワの日々」とこうの史代×西島大介の対談の部分と、インタビューの部分のみ読む(評論と他の部分はまた今度)。 対談は、まあ特に(ぼおるぺん古事記なども読みたくなったという効果はあったが)。監督インタビューは、原作からカットの部分に関して…

この世界の片隅に

10年前ぐらいに「夕凪の街、桜の国」を読んだときに自分にはヒットせず、その後著者の本を読んでこなかったこともあって、先週それ程期待せずに見てきた(「聖の青春」とどちらにしようか迷って、直前に決めたぐらいの何の気の無さ)が、とんでもない勘違い…

ポケットモンスター ムーン

WebのCMに心やられてから割と楽しみにしていた(とはいえ、これをやり切る時間があるのか、とかの逡巡もあって悩んでいたのだが)が、ここ最近の気分のささくれ具合もあって、昨日意を決して購入(しかしリアルで購入すると、アウェー感が厳しい)。 買って…

若き科学者へ

前半の部分はわりと良いと感じる(というか身につまされる)。後半はさほどでも。若き科学者へ【新版】作者: ピーター・B・メダワー,結城浩(解説),鎮目恭夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/07/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る

期待はずれのドラフト1位

これは大変素晴らしい本だった。こういう本を若い頃に読んでおけばよかった(あまりに若いとなかなか身にしみなさそうな題材でもあるが)。 野球をほとんど理解していないのであれだが、やはり厳しい所で鎬を削っている人たち(かつ、怪我などの外的要因で思…

読んでない本について堂々と語る方法

ひどくアレなタイトルからして既に一種のトリックな訳だが、さて中身は、というと「読む」という行為に関する、いかにも現代的な(ポスト現代?)議論。 まあ確かに取り上げられる問題は、何をもって本当に「読んだ」といえるのか、というような事を考えてし…

色鮮やかな合戦や秀虎が入った城が落とされる所、最終盤の楓の方の最期などに代表されるような視覚的な部分が醍醐味なのかもしれないが、何となく白黒の他の映画(といっても数本しか見てないが)と比べると、魔法が解けたような感じを受けてしまうのは先入…

研究するって面白い!

最近あまりにも自分の経験や摂取している情報が偏りがある気がして、バランスをとる必要を感じたので。 分野は多様で面白いが、如何せん一人あたりのページ数が少ないのと、本当に各人が自由に書いている感があるので、折角色んな分野の人を集めたのに、その…

応天の門 6

何だか大変身につまされる系の話である。応天の門 6 (BUNCH COMICS)作者: 灰原薬出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/11/09メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を見る

銀河英雄伝説 4

戦術的な話の割合が少ない方が楽しめる気がするのは気のせいだろうか。ということで前巻より面白かった。銀河英雄伝説 4 (ヤングジャンプコミックス)作者: 藤崎竜,田中芳樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/11/09メディア: コミックこの商品を含むブログ…

結婚と家族のこれから

しばしばぼんやりと感じる不安感や閉塞感について、数字など挙げてきちんと議論をしようという本。結婚と家族のこれから 共働き社会の限界 (光文社新書)作者: 筒井淳也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/06/16メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) …

バーナード嬢曰く 3

何だか出て来る作品といい全体的にキャッチーになりつつあるが、まあこれはこれで。バーナード嬢曰く。: 3 (REXコミックス)作者: 施川ユウキ出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2016/10/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る

狂気の山脈にて

これは続きが楽しみ。 (ビームコミックス)" title="狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)">狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)作者: 田辺剛出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン発売日: 2016/10/24メディ…

羅生門

なぜ今年はこれ程までに今迄「いつか見る」群に入れていたものが集中的に訪れるのか、さっぱりなのだが、これもギンレイホールでデジタル版上映ということで、風邪を引き引きも今日見てきた。 あたかも印象派の絵のような、森のなかでの光と影のコントラスト…

七人の侍

ここ数週間例によって劣悪な環境下に置かれており体力的にもボロボロだったのだが、これは是非大画面で見たいと思っていたので先週行ってきた。 控えめに言っても最高の映画だったと思う。話の筋の面白さ、登場人物の魅力、瞬間的な映像・そしてその連続とし…

アルファ

宇宙創生から、地球誕生、そして生命の歴史を俯瞰する三部作の第一作。本書は人類誕生あたりまでで、その後の歴史は第2巻(海外では既に発売済みだそうな)でとのこと。 全体の歴史の描写のベースは現代的な科学的な方面からの記述でありながら、あたかも作…

ノーベル賞

重力波なのだとばかり思いこんでいたが(2月にドイツの空港で発表を見たが、周囲に誰も気にしている人がおらず、何とも温度差を感じたのが思い出される)、まさかの物性(しかも理論、それもド王道!)、と、ちょっと想定外過ぎる悦ばしさであった。いや素…

いまを生きる

当初の予定ではなかったものの、あまりに評判が良いので気になって見に行ったが、これは全くの想定外のピンポイント大当たりだった。素晴らしい。 粗筋だけだとよく見かけるような、型破りな「なんたら先生」の説話的な話が想起され、胃もたれしてくる感じな…

原子力政策研究会100時間の極秘音源 メルトダウンへの道

これは素晴らしい本。知らないことばかりで、非常に興味深く読んだ。 特に第一部では、国内の原子力黎明期へ向けた歴史について、敗戦後の戦犯たちの政界復帰へ向けた一計にはじまり、第五福竜丸などの事故を受けてのアメリカの原子力平和利用政策とそれを背…

プロジェクト・ファシリテーション

これ、終わりよければ全てよし、の典型という感じで、(少なくとも本文から読めるレベルでは)業務の進行は別にスムーズに行っておらず、必ずしも実務遂行のお手本になるようなものではないのでは。 しかし、それでもなお顧客と良好な関係を構築して、(顧客…

3月のライオン 12

自分でもちょっと驚くほど、まるで楽しめなかった。理由は謎。 後、先崎コラムで藤井システムが「奇襲戦法」扱いになっている、という耐え難いものを発見してしまったので、本編ともども非常に評価が低い。3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)作者:…

生きる

「午前10時の映画祭」の存在を先日知り、風邪気味にもかかわらず慌てて見に行く。重苦しい話でありながら結構可笑しいところもある(出だしの胃の映像といい、病院から帰って部屋の暗闇の中に縮こまっている所とか、息子の名前を連呼する件とか)のだが、…