音楽

2020年の思い出

2020年はコロナを筆頭に外部環境が目まぐるしく変化し、それにまごつき戸惑う中で、あっという間に過ぎてしまったという印象の一年であった。 研究に関しては、年も終わりが見えつつある11月頃に、立て続けに論文の採択が発表されたが、土壇場の状況変化によ…

2019年の思い出

長すぎる空白の時期であったが、また記録をつけねばと思う。何よりも自分のため。このままだと本当に、日々の記憶があやふやのまま、波に溶けて流されてしまいそう。 後々もう少し詳しく振り返りたくあるが、2019年は(本題の)研究云々も実務・生活関連も荒…

2019.05.11

起きるのが遅い。 日中に下の本をざっと読む。 戦後物理をたどる: 半導体黄金時代から光科学・量子情報社会へ 作者: 上村洸 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2019/04/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る もっと早くに読んでおけ、とい…

King Crimson Japan Tour 2018 Uncertain Times

ここ2ヶ月ぐらい例によって現在進行系で劣悪な労働環境にあるわけだが、こればかりは他のいかなるものを差し置いても見ない訳にはいかない、という訳で半年前のチケット予約からこれを頼みにやってきた、という所。4連続の東京公演初日の27日に参加してまい…

Atoll & Mario Millo Band

7月に渋谷で。2年前の演奏が素晴らしかったAtollだが、今回の面子はCrhis Beyaを筆頭に、前回のAndre Balzer以外を若手で固めたものとは異なる布陣。しかし全体的にはどうもこなれていないという印象であった。 一方で、(曲が演歌調で個人的な趣味嗜好に合…

ZABADAK 32nd

3月は絶望的な労働環境に有ったので、その間の事を文章化出来ていなかったが漸く余裕が出てきたので日記につけておく。 猛烈繁忙期の中ではあったが、(Play your daysの後は行っていなかったこともあって恐る恐る、という所もありながら)死ぬる思いで時間…

Chai

自分用メモ。 たまたま存在を知ったが、聞いてたまげた。"Beat"の"The Howler"よりも遥かに魅力的。"Absent Lovers"もそうだが、やはりライブが彼らの真の姿ということか。 www.youtube.com

PROG FLIGHT@HANEDA

今年はあまりライブに足を運べていないのだが、超絶豪華メンバーにかねてより期待大であった所の11月25日のPROG FLIGHT@HANEDAに何とか参加することが出来た。 何とか、と言ったのは、諸般の事情でちょうどその日まで欧州出張であり、予定調整の結果、奇跡的…

ZABADAK 30周年記念演奏会@東京キネマ倶楽部

正直聞くのが恐ろしくも有りつつ(行ったのは1日目だけで、2日目はどういった形だったのか知らなかったので)、意を決して、だったのだが、圧巻の一言。素晴らしかったです。注がれてきた時(そしてその中での人)の厚みを感じずにはいられない。

2017.01.31

詰まらぬことは色々あったが、John Wettonの訃報で全て消し飛ぶ、というかあまりにショックが大きすぎる。Progressive Rockに惹かれるきっかけとなったのが、Bruford、Cross、Fripp、Wettonの時代のKing Crimsonでした。("The Great Deciever"を偶々何も知…

Play your days

今年は昨年の異常な縮退ぶりとは打って変わって、それほどライブに出かけてはいなかったのだが、これはどうしても行きたくて、という訳で吉祥寺はROCK JOINT GBまで行く。 途中間違って中央線の特別快速に乗って見事に乗り過ごしたりしたが、何とか時間前に…

ZABADAK 30周年記念演奏會(第壱夜)

再びのこのこと、鶯谷東京キネマ倶楽部まで足を運んできました。今回は、行けるのか、とかうだうだして申し込みが遅かったこともあって席は入口付近だったが、キーボード側で、弾いている所が(かろうじて)見える位置だったので結果オーライ。 1日目は目玉…

King Crimson "The Elements of King Crimson in Japan 2015"

という訳で今年最後かつ最大のイベントである、生涯最初で最後の?King Crimsonの来日ライブに行って参りました。 この日は細々とした所でついてないと感じることが多く、かなり気が滅入っていたのだが、いざ着いてみると、なんと自分の当初の席(1階の隅で…

zabadak プログレナイト2015

プログレ三連戦の最後という訳で昨日はzabadakのプログレナイト2015を観に鶯谷東京キネマ倶楽部まで行ってまいりました。会場は小さすぎず大きすぎずといった感じで、割と後ろの方の席だったにも関わらず舞台上がよく見える良い所。 序盤戦こそ「樹海」…

Anekdoten+Anglagard

という訳で日曜にはAnekdotenとAnglagardに会いに竹芝まで、続く火曜にはAnglagardのHybris再現ライブに新宿まで行って参りました。 まずは日曜。ニューピアホールには初めて来たが、最近こちらに来る頻度が多いせいで全く新鮮味がない。開会前は運営が冴え…

Anglagard(Hybris完全再現)

そういう訳で引き続き火曜の新宿はMarzのHybris再現ライブにもノコノコと参加してきました。流石に平日とあっては開始前には何とか、といった格好だったため案の定立ち見だったが、会場はこじんまりとした感じのため文字通り目の前に彼らの演奏するところを…

The Godfather Live 2015

昨日昼の部に行ってきた。高かったこともあり躊躇した面もあったが、結果は大満足。映画と生演奏がマッチしないかもと危惧していたが、全くの杞憂であった。東京フィルの演奏も(一部速度がブレて怪しいところもあったとはいえ)全体通してみれば非常に良か…

キドキラPlus(今日は一日プログレ三昧4)

最近は生活を破壊されていたが、連休のプログレ三昧を頼みに生きていたと言っても過言ではない。軽い気持ちで申し込んだが、抽選に当たって本当に良かった。 という訳で12時から18時ぐらいまでぶっ通しで楽しんだ後(この時間までの企画だと「プログレお茶会…

ここが奈落なら、きみは天使

先週末にzabadakの新作を手に入れた。これまで「遠い音楽」と「二月の丘」ぐらいしか知らず、どうも自分の趣味とはしっくり来ないと思っていたのだが(ただ「Poland」は好みだった)、プロモ初っ端の表題作に強烈な衝撃を受け、購入することに。 全体通じて…

MAGMA THE ENDLESS TOUR IN JAPAN 2015

東京の2日間の日程のうち、5日の方に行く。生で初めて聞く「ハマタイ!」の掛け声からのkohntarkoszにはじまり、怒涛の演奏に圧倒されっぱなしの2時間。これはもう宗教体験と呼ぶ他無いのではないか。しかし驚くべきはChiristian vanderのタフネスよ。御年67…

ヨーロピアン・ロック・フェスVol.2

昨日東京国際フォーラムで聴いてきたが、未だに興奮冷めやらず。感想を一言で言うならばAtollがちょっと類を見ないレベルで素晴らしすぎた。一つの奇跡といって全く大げさでない。 何故かといえば、プログレって1970年代前半にそのもっとも良い時代を迎えた…

Tigran Hamasyan

NHK-FMを付けっぱにしていたら、俄にこてこてのプログレが流れてきてのけぞる。調べるとTigran Hamasyanの"kars 1"という曲で、アルメニアのピアニストらしい(聞いた瞬間はイタリアかと思ったが違った)。備忘でメモ。それにしても非常に良い意味で、油断が…

YES

東京ドームシティのライブに行ってきた。「危機」、「こわれもの」の再現という企画と合わせると、(当時の面子そのままでなくとも) 間違いなく最初で最後であろう直接演奏を聞ける機会となれば行かない手はないということで。客層は予想されたことではあっ…

PFM

東京ドームシティホールで昨日聞いてきた。本当は今日のイタリア版アルバム再現の方に行きたかったのだが、油断して購入開始日を忘れてたら券が売り切れるという阿呆なミスを犯したので英語版の方へ。会場について早々物品販売ゾーンをはじめ年齢層が高めす…

N響★カンタービレ コンサート

券を頂いたので3日に上野の文化会館に行く。宮田大によるドヴォルザークのチェロ協奏曲が良かった(やや湿った感じ?)。

プログレon クラシック

昨日はプログレonクラシックを聞きに東京芸術劇場に行ってきた。こういう「他ジャンルとクラシックの融合」的なのは賛否両論なところもあるとは思うのだが(そして他の話題や領域であれば、個人的にもこうした単なる「融合」は嫌うところなのだが)、この分…