箱根旅行

珍しく8月に休みをとって、家族の祝いのお供で箱根に行ったのであった。

直前まで東京は鬼のような暑さでどうなることかと思ったが、奇跡的に日が陰って大変過ごしやすい気候になったので楽しく過ごせた。

とはいえだらだら歩いて回ったというだけで、ポーラ美術館と彫刻の森を物色して後は湯本駅周りで食べ歩いたりなど。

ポーラ美術館はちょうどルドン展であり、それもさることながら周辺の森林が大変良かった。彫刻の森は何だかアレな所もあるのだが、ピカソ展がそれらを補って余りあるもの。もう一度ぜひ行きたいと思わされるものだった。

P.A.

はるか昔、月8の枠が少女漫画原作のドラマばかりだった時代(イグアナの娘とかガラスの仮面とかこれとか)にそうとは知らずに喜んで見ており、潜在的な趣味嗜好に甚大な影響を受けた身としては、本作についても大変面白かったような気がしていたのだが、やはりものには適時というものがある、という側面も否めぬようで、流石に感は拭えず。しゃらくさ系の設定が活かしきれず、惜しい感がすごい。

 

P.A.(プライベートアクトレス) (1) (小学館文庫)

P.A.(プライベートアクトレス) (1) (小学館文庫)

 

 

 

 

 

レッド最終章 あさま山荘の10日間

ついに完結。とはいえ、過度に単純化されたり大げさに物語化された描写などはなく、これまで同様に非常に冷静に、立てこもりによる抗戦の経過(と自己目的化の馬鹿馬鹿しさ)を描く。

しかし、やはり全体通じて最もきつい部分は、山岳ベース事件の描写(小屋で唱和する所以降)か、とか思っていたら最後の完結記念のお祝い(?)で度肝を抜かれるなど。強烈すぎる。

 

 

 

宝華飯店の豚バラ煮込み

最近Prime Videoで美味しんぼが見放題なことに気がついて、食事時に欠かさず視聴していることもあって、こんな題をつけてしまったが。

事実を集め、それに基づいて演繹的に考え、そこからの洞察による示唆といったものを与えるという形からは程遠く、材料を列挙した、という段。

 

世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス

世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス

 

 

 

 

Atoll & Mario Millo Band

7月に渋谷で。2年前の演奏が素晴らしかったAtollだが、今回の面子はCrhis Beyaを筆頭に、前回のAndre Balzer以外を若手で固めたものとは異なる布陣。しかし全体的にはどうもこなれていないという印象であった。

一方で、(曲が演歌調で個人的な趣味嗜好に合わないこともあって)全く軽視してしまっていたMario Millo Band(Sebastian Hardie)については、かなり仕上がった演奏という印象。出来栄えが2つのバンドで逆なら文句なしであったのだが…

ミラクルエッシャー展

7月の会期終了間際に行く。金曜夜とかに行くが、おぞましい混雑具合で辟易。

いわゆる「だまし絵」以外の側面を含めてエッシャーを紹介する、という非常に奥行きのある展覧会だったと思うが、印象に残ったのは「婚姻の絆」や「メタモルフォーゼ」などといったものであった(本来の趣旨とはおそらく異なるのだが、前者を見ると断絶というか埋まらない溝、的なものが想起され、後者を見ると変身という奇跡への夢、のようなものを見てしまう)。

少女ファイト 15

後半には確かにびっくりはさせられた、のだが唐突ではなかろうか?これは大会後も続投、ということ…?