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イノベーションはなぜ途絶えたか

前半(特にSBIRの説明のある2章)は参考になるが、後半はあまり。

 

 

数学セミナー 4月号

数学セミナー詰将棋の連載が始まる、というので手に取ったのだが、その他の記事も実に面白かった(といっても気軽に読めるものしか読んでいないが)。門外漢向けにシフトしたのかもしれないが、相当興味を惹かれる雑誌という感じ。以下メモ。

・特集の「数学の学び方」。他の記事を見ると余り明るい気持ちにはならなくなってくるが、松森さんの記事が非常に面白い(特に事例)。何というか元気が出る。

・初貝先生のノーベル賞解説。数学の人向けに書かれた解説、というのが新鮮な気分。

円城塔の連載が、岩波DSみたいな話かと思いきや普通の本の紹介で意表を突かれる。

・最近遅ればせながら、圧倒的なエピソードを認識した時枝先生の連載も興味津々。

川上量生インタビュー。こちらも大変良い話。数学を教えている院生の話に笑う。あと会社での数学勉強では、仕事に直結しない内容のゼミをやるような方針にしている、という所には首肯せざるを得ない(この辺のスタンスについて、以前に認識のギャップ痛感させられ、大変落胆させられたので)。あと、最後の「もっと、数学のちゃんとした知識を使えるような仕事が社会全体にできたらいいと思うし、作らなければいけない」という所(と前後)は割と感銘を受けた。

詰将棋の世界。まずは、と言うところだが。

・エレガントな解答を求む。解答2の打ち明け話がこれまた大変良い話。

 

数学セミナー 2017年 04 月号 [雑誌]

数学セミナー 2017年 04 月号 [雑誌]

 

 

 

ラ・ラ・ランド

映画

遂に(瞬間的に)劣悪フェーズを抜けたので、昨日池袋で見てきた。(しかし、特に音楽に集中するという点からは、もっと音響に振った所に頑張って行くべきだった。)

一言で言うならば、これは少女漫画ですね(悪い意味ではなく)。なので、すんなり入ってくる人もいれば、ナンセンス、的な反応になる人もいるというのは大変分かる。

ただ、「Another day of sun」の仕上がりは尋常では無いので、これだけで価値はある。(その他の曲は冴えないが。セブの弾く曲もそもそも格好良くなかったり(真のジャズ、みたいなことを宣う割にはキャッチーな音楽に聞こえる。まあジャズをまるで知らないので真偽は不明だが)、ウェットな曲も「冬のソナタ」的だったりで乗れず。)

話の筋とかそれに伴う説得力などはないが、冒頭と最後の「可能性の世界」の、絵と音楽の合せ技の圧倒的力業で押していく典型的パワー系映画。個人的にはこれはあり。

絵的な部分も、序盤の原色だだ使いのドレス(終盤に行くに従いまともな色彩になっていくので、おそらくハリウッドの虚構性、みたいなものと関連があるかもしれない。*1)を筆頭に、かなり気合が入っていて、これはたしかに良い(冒頭のロケは個人的にはそれ程強い印象は受けなかったが)。エマ・ストーンのドレスのみでなく、ロスの夜景など、視覚的にはかなり仕上がっており、引き込まれるので見ているだけで楽しい。*2

後ポイントとしては、一貫して「二人の世界」で話が進む。上で「少女漫画」と言いつつ、ここが通常のものと少し違う点と思っていて、少女漫画だと、ここまで周囲の人が出てこない、のはまずありえないという印象。

主人公の成功譚という観点からしても、素質はあれど自信の持てない、あるいは打ちひしがれた主人公に対して、ブレークスルーが起こるのに周囲の人の働きかけでがあって、主人公が覚醒、と言うパターンが王道と思うが、この話は基本的に、自分で何か頑張ってやると、それが当たる(厳密にはチャンスは外から訪れるが、それぐらい)、と言う構成。

むしろこれは、努力⇒勝利(更に言うと、その努力の方向の妥当性はよくわからないわけだが)という極度に単純化されたジャンプ的展開。なので、より正確には、少年漫画的な感覚が沁みた人が少女漫画的なものをやろうとするとこんな感じになる、といったほうが正確かもしれない。

 

 

 

*1:ただ余談だが、個人的には大学の部活の時に某三大学の主将が赤、青、黄の原色無地Tシャツ揃い踏み、みたいなことを偶然の結果、素でやっていた(ので、凄い絵柄であり、突っ込まれていた)のしか想起されなかった。

*2:しかしどうでも良いが、エマ・ストーン市川実日子に似ている気がしてならない。最近見たものをなんでも結びつけて見てしまう、典型的な残念な人、と言う感じなのであれだが、実際似ていると思う

Flowers 4月号

アランが徐々に可愛らしくなってきた感。ところで、雑誌をわざわざ買うからには「ポーの一族」以外も読もうとはしている(面子は豪華に見える)のだが、何だかいまいち話についていけず。単行本買う方針にシフトするべきだろうか。

 

 

 

2017.03.03

九州へ。朝多少余裕があったので、Switchを買うために並ぶか散々逡巡するが、さすがにいい年してどうか(下手をするとSwitchを持ったまま飛行機に乗る羽目になる)と、あとゲームに割く時間が中期的に自分のしたいことを鑑みても、どれだけあるのか、と思ったのでスルー。(が、ゼルダ、第一感に違わず超絶名作っぽいので割と泣いている)。

帰りは時間の余裕がさしてなかったが、慌ただしく空港でやりうどんのみ食して東京へ。

用心棒

映画

新文芸坐で見る。ど直球時代劇だが、ウェットではなく面白い。キャラクターの造形であるとか風、火の表現など随所に漫画らしさがある(そもそもピストルと刀、強いのはどっちだ、的なところからしてそうか)が、むしろこちらが元祖ということか。

レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ 4

 あまりにもおぞましいが、まだ終わらない。